こんにちは。ほっとホームケア訪問看護ステーションの理学療法士の加藤です。理学療法士っていうとなんだろう?ですが、リハビリのスタッフっていうとなんとなく理解していただけるようになりました。
理学療法士は、主に動作・歩行の再獲得へのアプローチをします。そのため、整形外科的な疾患(骨折・変形性関節症など)や脳卒中の方のリハビリをイメージされやすいのですが、糖尿病・呼吸や心臓など内科的なものから、手術後の筋力低下など対象は多岐にわたり、お年頃の私には、我が身にせまるものも・・・。
最近では、なんといっても姿勢。スマホによるストレートネックとかスマホ老眼とか言われるようになりましたが、猫背なんて自分がなってたら恥ずかしいって思ってたのに、しっかり猫背のような・・・私が受けてる健診センターの身長計は背中をつけないタイプで、つけないようにすると必要以上に前かがみで、2年前に約2cm低くなりびっくりしました。びっくり びっくりで、久しぶりに教科書やら文献やら読みまくりました。
で、私は1日1回壁に背中をくっつけてます。踵から骨盤、肩甲骨、頭をぴったりつけて1分。これをすることで、自分が思っていた以上に猫背で前かがみでいたってことに気づきます。腹筋背筋も使わないと背中が壁から浮いてきてしまいます。これを続けていたら、翌年の身長は元に戻っていました。自分のまっすぐの感覚がくるっていたんですね。ほんとに小さくなってなくてよかったです。
年とともにいろいろ弱ってくるけれど、筋力は使うことで保てます。できたら、その力を上手に発揮できるようにしていきたいです。