2022年9月22日に「第5回 Houyukai Link Lecture」を開催しました。
今回は鳳優会感染対策委員長 添田聖子先生にお願いしました!
今回のテーマは。。
「COPDの在宅診療」
コロナの第7波のため、延期になっていた第5回 Houyukai Link Lectureが開催されました。今回は呼吸器センターの添田先生にお話しをしていただきました。
COPDの在宅医療と題して、吸入薬の種類や使い方、実際の練習用キットを用いた吸入体験など行いました。在宅酸素の知識も含めとても勉強になりました。
今回の要点
今回は、医師、看護師、栄養士、アシスタントのみなさんにお話をしました。
当院では、アシスタントの中に栄養士がおり、呼吸器ケアリハ学会に入会して呼吸器指導士を目指して頑張っています!これからも、スタッフの皆さんが呼吸器のスキルを磨いていけるように一緒に勉強していきたいと思います。
- COPDは主に喫煙が原因で肺がこわれてしまう病気です
- COPDの治療では、吸入薬の分類と使い分けが大切です
定期吸入薬; LAMA, LABA, ICSの意味と合剤について - HOT, NPPVの導入基準、設定の方法について
呼吸不全を考えるときは、
①酸素化が悪いのか、②二酸化炭素がたまっているのかを分けて考えることが大切 - 禁煙外来;ニコチン依存症について失楽園仮説を学び、皆で考えてみました
- 栄養療法;高エネルギー食と高脂質食を指導します
- 緩和ケア;非癌患者へのモルヒネ投与について
患者さんとご家族と一緒にどこで、どのように最期を迎えたいかを一緒に考えていくことが大切です
荏原ホームケアクリニックでは各センター間や医師・アシスタント間の垣根を越えて、ともに成長し、良質な医療者を輩出するための取り組みをしています。その一つの取り組みとしてのHouyukai Link Lectureも2ヶ月に1回定期的に開催していく予定です。まだまだ新型コロナウイルスの流行は終息の兆しが見られませんが、学びを止めることなく日々研鑽を積んでいきたいと思います。
今後もスタッフ一同高いモチベーションを持ち頑張っていきます!