2022年11月24日に「第6回 Houyukai Link Lecture」を開催しました。
今回はリウマチ・膠原病センター 古屋が担当させていただきました!
今回のテーマは。。
「関節リウマチことはじめ 炎からひもとく関節炎」
前回リウマチ・膠原病センターから関節の正常機能と関節穿刺のお話しをさせていただきましたが、今回は私の専門でもある関節リウマチがテーマです。
今回の要点
今回は、炎症の観点から関節炎の病態をひもとく!をテーマにお話しさせていただきました。炎症とは何か?関節炎とは何か?関節炎が起きることで何が困るのか?スタッフみんなで考えてみました。最後に関節エコーのハンズオンも行い、川口院長の膝もしっかり拝見させていただきました!
- 炎症は①発赤②腫脹③発熱④疼痛⑤機能障害の5兆候で考える。
- 炎症は機能障害を意識すると病態が理解しやすい。
- 関節炎は関節の機能障害である。すなわち可動域制限である。
- 高齢の関節リウマチの診療では加齢性変化も考慮する。
- 診察で分かりにくい関節の腫脹には関節エコーが有用。
荏原ホームケアクリニックでは各センター間や医師・アシスタント間の垣根を越えて、ともに成長し、良質な医療者を輩出するための取り組みをしています。その一つの取り組みとしてのHouyukai Link Lectureも2ヶ月に1回定期的に開催していく予定です。まだまだ新型コロナウイルスの流行は終息の兆しが見られませんが、学びを止めることなく日々研鑽を積んでいきたいと思います。
今後もスタッフ一同高いモチベーションを持ち頑張っていきます!