聖路加国際大学 訪問看護認定看護師課程の学生さん2名が、1ケ月の実習を終了しました。
指導実習の一環として、荏原ホームケアクリニックの診療スタッフに感染についての講義をしていただきました。
これから、ノロウイルスやインフルエンザが流行してきます。
手洗いチェッカーを使用し、普段の手洗いチェックを行いましたが、きれいに手洗いが来ていないことが判明。
改めて手洗いの大切さを知った、講義となりました。
鈴木さん 増尾さん ありがとうございました。
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聖路加国際大学 訪問看護認定看護師課程の学生さん2名が、1ケ月の実習を終了しました。
指導実習の一環として、荏原ホームケアクリニックの診療スタッフに感染についての講義をしていただきました。
これから、ノロウイルスやインフルエンザが流行してきます。
手洗いチェッカーを使用し、普段の手洗いチェックを行いましたが、きれいに手洗いが来ていないことが判明。
改めて手洗いの大切さを知った、講義となりました。
鈴木さん 増尾さん ありがとうございました。
2019年12月28日(土)~2020年1月5日(日)まで休診とさせていただきます。
尚、緊急連絡は受付けております。
2020年1月6日(月)から通常診療いたします。
何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
川口です。
12月です。クリスマスが近づいてきました。
皆さん忙しい時期ですね!
今回はがん性腹水の緩和についてです。
お腹の中には通常少量の腹水があります。約20~50ml程度の量です。腹膜で産生、吸収され一定量に調整されています。
がん以外で腹水が増える原因として肝硬変、腎不全、心不全などがあげられます。
がんによって腹膜播種を起こした場合、肝転移や合併する肝硬変による門脈圧亢進、がんによるリンパ管閉塞などでがん性腹水が貯留します。
Q:腹水が貯まるとどうなるの?
Q:ではどのようにして在宅で症状を和らげるの?
Q:それでもお腹が張ってつらい時はどうするの?
今回はここまでです。
実際に在宅で腹水穿刺している写真をのせます。
2019年11月26日、会場・八芳園で「ストップCVD 城南 Stroke Forum 2019」が開催されました。鳳優会から長谷川ドクターが「在宅診療における脳血管障害」をテーマに講演をおこないましたので、ご報告させていただきます。
もの忘れカフェに骨強度測定コーナーが新設されました!
骨強度を事前に測定・チェックすることで骨粗鬆症の早期発見ができます。ドクターにも気軽にご相談できますので、ぜひお立ち寄りのうえご利用ください。
毎月第4月曜日に開催しています。
(※祝祭日の関係で開催週が変わることがございます。事前にご確認ください)
今回は、肺炎球菌ワクチンについてご説明したいと思います。
肺炎球菌は健康な人の上気道にいる菌で、90種類以上に分類されます。
成人の保菌率は5-10%程度ですが、小児では20-40%と高率に保菌しています。
小児と高齢者が濃密に接触すると、高齢者に感染することがあります。
特に、65歳以上の高齢者や呼吸器疾患や心不全など基礎疾患を有する方は、
肺炎球菌ワクチンを接種して予防する必要があります。
現在、成人に使用できる肺炎球菌ワクチンは、下記の通り、2種類あります。
ニューモバックスは、23種類と広範囲の莢膜型をカバーしている反面、免疫機序はB細胞依存性であるため、徐々に抗体価が低下し免疫効果が低いとされています。
一方、プレベナーは、たんぱく結合型ワクチンであるため、免疫機序はT細胞をも介し、高い免疫効果と免疫記憶が期待できます。その反面、カバーする莢膜型は13種類とニューモバックスより少ないです。
両者のイメージは、「カバー率が高いニューモバックス」、「免疫効果が高いプレベナー」と、言えると思います。
ニューモバックスについては、65歳以上の高齢者に対する定期接種となりました。補助を受けることができる年齢の方には、4月に品川区から予防接種予診票が送られていますのでご確認ください。(初回のみ補助を受けることができます)
プレベナー13については、65歳以上のすべての方において、自費での接種となります。
一方、お子さんにおいては、2013年からプレベナーが定期接種となっております。
現在は、生後2か月からプレベナーの接種を開始し、生後15か月までに合計4回接種します。
これによって、小児の重篤な肺炎球菌による肺炎や髄膜炎は激減しています。
免疫力の低いお子さんとご高齢な方が積極的に肺炎予防に努めることはとても大切なことです。
これから、インフルエンザも気になる季節となりました。
インフルエンザにかかると、細菌性肺炎を併発することがあります。
年末年始にかけて、お孫さんや曾孫さんがいらっしゃるご家庭も多いかと思います。
ぜひ、インフルエンザワクチンと一緒に肺炎球菌ワクチンの接種もご検討ください。
肺炎球菌ワクチンは当院の在宅診療でも行うことができます。
費用やそのほかの詳細については担当の先生にぜひご相談ください。
日本呼吸器学会のガイドラインにおいても、
「高齢者の肺炎予防に対して、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの併用接種」は、強く推奨されています。
ひとりでも多くの方に、正しくて、わかりやすい健康情報をお伝えするために、毎月発刊している健康情報誌「健康と良い友だち」。
神経難病の専門医が多数在籍する鳳優会から藤元ドクターが取材を受けました。2019年11月号の表紙にインタビュー記事が掲載されていますので、お知らせさせていただきます。
本記事や健康情報誌にご興味のある方は発刊元ホームページもチェックください。
「健康と良い友だち」
川口です。
秋めいてきました。
最近は椅子の上に両足をのせて腕立て伏せをしてパンプアップに励んでいます。
今回はがんの皮膚転移にどのような軟膏で対応したかを取り上げます。
☆がんの皮膚転移は5~10%の頻度でみられると言われています。
乳がんにおける発生率が一番高いと言われています。他には肺がん、腎臓がん、大腸がん、卵巣がん、頭頚部がん、膀胱がん、性器がんなど挙げられます。
Q:皮膚転移すると何が問題?
Q:どのように進行していく?
内服のロキソニン(NSAIDS)は血小板に対する作用があるためアセトアミノフェンに変更。
処置時の痛みは皮膚転移巣で自由神経終末が露出し刺激されて生じる事が原因と考えられます。
安静時の痛みはアセトアミノフェン内服で消失していました。
痛みと出血と臭気に対して…
アズノール軟膏にロゼックスゲル(メトロニダゾール、臭気対策)、アルト原末(止血目的)、キシロカインゼリー(表面麻酔、処置時の疼痛対策)を薬局に混合してもらいました。
ガーゼをはがした際に出血が生じる為、ドラッグストアなどでフィルムがコーティングされているようなガーゼを購入して頂き変更しました。
ベッドサイドに活性炭の消臭剤を臭気対策として置きました。
上記対応で家族も楽に処置ができるようになり臭気も軽減し何よりも患者さん自身が毎日の軟膏処置で生じる痛みも軽減し嫌がることが無くなりました。
がん性皮膚潰瘍の処置で使用する軟膏は各医療機関で色々な物が使用されます。
止血対策もアルト原末以外にも様々な物が使用される事があります。
また別の軟膏を調合し対応した場合は再度ブログアップしようと思います。
今回はここまでにしましょう。
写真は実際の症例です。
筋トレをしていると一体どんな効果が出るのかがわかる写真も今回は載せてみました。
このたび当会荏原ホームケアクリニック及び城南ホームケアクリニックにおきまして、複雑さを増す在宅における医療対応、およびスタッフの働き方改革を進めるため、すべての医師とスタッフを集約し再出発をすることといたしました。
令和元年9月30日をもちまして城南ホームケアリニックを閉院し、令和元年10月1日より荏原ホームケアクリニックに統合いたします。
新生荏原ホームケアクリニックでは、専門医資格(日本在宅医学会、日本神経学会等)を保有する常勤医師5名、グループ内で連携する歯科医師2名、その他大学病院から派遣を中心とした、呼吸器科、消化器科、膠原病科、血液内科、緩和ケア内科、泌尿器科、皮膚科等の非常勤医師17名、スタッフ24名で力を合わせ、より充実した訪問診療を行って行きたいと考えております。
診療エリアは従来通りで変更ございませんので、現在おかかりの患者様は、荏原ホームケアクリニックにおいて、今まで通り診療させていただきます。日頃お世話になっている各事業所の皆様方には、これまで同様の親密な連携を頂きたいと存じます。
移行に伴う事務手続き等でご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、今後とも一層のご指導、ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和元年9月吉日
医療法人社団鳳優会
理事長 藤元 流八郎
2019年9月6日から9月7日に行われた 第25回 日本摂食嚥下リハビリテーション学会に参加してきました。
学術大会のテーマは、「食べるを支える~地域リハビリテーションの今・未来~」
荏原ホームケアデンタルオフィスの郡司先生とほっとホームケア訪問看護ステーション 西村で、看護師がつなぐ、「食べる」を支える医科歯科連携をテーマにシンポジウムで講演してきました。
病院と在宅の連携の課題など、有意義な討論ができました。
もちろん、終わった後のビールは、最高でした。