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 胡瓜の謎

我が家はマンションの1階。家探しの頃まだ娘が小さかったので、下の階に気兼ねする生活を避けたかった事もありましたが、小さいながらも庭がある!これこそが1階を選んだ理由です。
住んでみると、1階のいいところが色々ありました。忘れ物をしても、取りに行くのが面倒じゃない。ゴミを出すのも集積所が近い。エレベーターを使わないので、色々と安心…

話が逸れました、小さな庭のお話です。私自身はサボテンも枯らしてしまう体質で、植物育成は縁がないのですが、夫が多種にわたり野菜を作っています。トマト、そら豆、アスパラガス、胡瓜などなど最近の春〜夏の定番となっていて、種から仕込む物もありますが、胡瓜は苗をホームセンターで買って来ました。弦が伸びるので、グリーンカーテンにもなっていいんですよね。GWの頃2株購入し、隣同士に並べて植えました。そして例年通り育って行ったんですが…片方の花が葉が異様に大きい。金木犀の木の高さまで弦が伸びて、この大きさ。そして夏も終わりの現在まで、1本の収穫もなし。

 

こちらは実のなる胡瓜の花

 

最盛期には1日5本ペースで収穫があり、食べ切るのが大変です。朝見かけて収穫しないと、夜にはここまで巨大化!ますます消費が追いつきません。種を取って、お味噌汁にもしました。歯ごたえのあるナス?みたいでしたけど、うーん、お勧めではありません…やっぱり胡瓜は生でいただくのが一番!採れたてをポリポリと。

 

実はズッキーニとか瓜とかだったりして〜なんて思ってたのですが、もう夏も終わりですね。大きな綺麗な花を見せてくれてありがとう、謎の胡瓜さん。

 第5回 脳神経内科 交流カフェ「もの忘れカフェ」

早いもので、もの忘れカフェは8月で5回目の開催になりました。気軽な相談・雑談から切迫した内容まで、さまざまな会話が繰り広げられております。すでに常連さんもちらほら。


他の大学から飛び入りの医療系学生さん、看護学校の先生方、各所から視察に訪れている皆さんの姿も。


昭和大脳神経内科金野講師の、分かりやすいミニ講演、その隣に控えるのが、いつも笑顔の村上准教授。

第4回からボランティアで参加して頂いている、東京在宅サービスの方々の無料マッサージコーナー!うちのスタッフも数人お願いしていました。

第6回目は9月25日15:30~開催予定です。皆さんお気軽にご参加くださいね!

 足ツボ健康法??

夏らしい暑さも少ない日々が続き、油断していたら再びムシムシとした暑さが戻ってきたり…
体調管理が難しい気候が続いています。
室内は冷房を入れない訳にはいかないけれど、ちょっと体が冷えてしまうなんてことも多い気がします。

冷房で体が冷えると、ダルくなったり…脚が浮腫んだり…肩が凝ったり…なんてことを経験されている方もいらっしゃるのではないでしょうか??

そんな時に役立つのが、足ツボ健康法です。
『足ツボ健康法』なんて言われても何だか怪しく感じますが…

足の裏にはたくさんのツボがあります。
土踏まずの当たりは胃腸に関連するツボ、親指の腹は頭、指の付け根は首、なんて色々言われていて、足裏全体を刺激すれば全身マッサージを受けたのと同じ効果があるとも言われます。
そんな中でもお勧めのツボは、『湧泉(ゆうせん)』や『ソーラープレクサス』と呼ばれるツボです。

どんな効果があるかと言うと…
気持ちを落ち着かせてくれたり、水分の代謝を良くして浮腫みを改善させたり、疲労回復に繋がったり と、万能なツボです。
ここを、イタ気持ちいい!!と感じる強さで3秒押してから3秒離すを数回繰り返すだけです。

ツボの場所は、足の指をグーにした時にちょっと「への字」に凹む足裏の中央よりもつま先側で、第2趾と3趾の間です。

テレビを観ている時やお風呂に入りながら、仕事中だってゴルフボールを踏んで刺激するだけで実践できちゃったりします。
治療行為ではないので、スッキリ!ハッキリ!といった効果はありませんが、チョコチョコと継続すると体調管理に繋がると思います。

簡単な方法なので、騙された!と思って一度試してみてください。

 T病院訪問の帰り路、癒しのひと時

 最近の加熱するグルメブームは、“普通”のクオリティの飲食店を駆逐し続け、東京では残存する小店舗は何処に入っても、こだわりのおいしさを提供してくれる。それ以外は大量仕入れ、効率化された調理のチェーン店である。それはそれで低価格で通常のおいしさを提供してくれるメリットが大きく、満足感は高い。当たりはずれの消滅は果物に至るまで浸透しており、すっぱい蜜柑はもはや売っていないし、店先でスイカを叩いて甘さ診断する光景もついぞ見なくなった。食について日本は本当に幸福な社会なのだろう。そこにそこはかとないつまらなさを感じてしまうなんてことは恐れを知らぬ大罪なのかもしれない。

けれど正直に言うと、ふと昔ながらのシンプルな味が恋しくなる瞬間がある。名店がプロデュースする高級ラーメンよりもサッポロ一番塩ラーメン、ドライブインの水っぽい具なしカレーライス(最近はこれも絶滅しかかっている)。訪問診療の合間に立ち寄る駅の生煮えの立ち食いソバ…。それらは時に、幼いころに嬉々として向かった、薄暮のお祭りのような郷愁をそそる。

T病院訪問の帰り路、細い路地裏についに見つけてしまった。陳腐な表現だが、タイムスリップしてしまったような甘味処。昭和な雰囲気と懐かしくも優しい分かりやすい味。そしてソフトクリームとかき氷で300円!ちょっと遠いけれど常連になってしまう予定。やはり今でも世界はシンプルな物事の上に乗っかっていた。後ろばかり懐かしがることはいけないが、思い出し感じることが癒しになると実感したひと時だった。かき氷を食べ、冷たい頭痛が通り過ぎたらまた頑張ろう。

流八郎

 素敵な画がお迎えします☆彡

Tさんの訪問を開始したのは、まだ「寒い」と言っている時期でした。
今では「暑い、暑い」が口癖の毎日(*^_^*)

Tさんのお宅には繊細な素敵な画がたくさん飾ってあって、私はすっかり見とれてしまって。
すると、「僕が描いたんですよ。」と。
そう、全てTさんが描いたものだったんです!感動~☆彡

その後しばらく経って訪問した時、Tさんより。。。

そう!これは以前飾ってあったユリ!
私たちにと描いてくださったんです!またまた感動~☆彡

思わず先生とパチリ📷

ふたりともいい笑顔(^^♪

さっそく、クリニックに飾らせていただきましたー

クリニックにいらっしゃった方々を、まずは素敵な画がお迎えします☆彡
Tさん、ありがとうございます!
またおじゃましますね(^_-)-☆

 第15夜 胃瘻(いろう)について ②

川口です。 
もう梅雨明けしましたね。熱中症予防に努めないといけない季節になってきました。今回は胃瘻について第2弾です。
実際に胃瘻を利用している方から頂く事が多い質問事項を例に説明します。

Q 胃瘻カテーテルにはどのような種類があるの?

胃瘻カテーテルは抜けないように胃内固定盤と体外固定盤で止めています。胃内固定盤にはバルーン(水風船)型とバンパー型があります。体外固定盤にはチューブ型とボタン型があります。胃内の形2種類×体外の形2種類の計4種類になります。

(胃瘻イメージ)
胃ろう

(胃瘻キット、バルーン型イメージ)
胃ろうバルーン型

豆知識
バルーン型の特徴:風船内の蒸留水を抜いて交換を行うのでベッドサイドで交換可能です。交換頻度は1~2か月です。
バンパー型の特徴:簡単に抜ける事が無いので交換の頻度はおおよそ半年です。交換に内視鏡または透視などの設備が必要です。
ボタン型の特徴:見た目が目立たずスッキリしています。栄養を入れる際に
ボタンを開けてチューブと接続するひと手間が必要です。
チューブ型の特徴:栄養を落とす際、ボタン型と異なり比較的簡単に実施できます。チューブを一定以上の力で引っ張ると抜けてしまうという危険性があります。

Q 胃瘻カテーテルが抜けてしまったらどうしたらいい?

胃瘻の穴はわずか数時間で縮小し約24時間程度で閉じてしまうと言われています。出来るだけ早くカテーテルを再挿入する必要があります。医療機関にすぐ連絡し指示を仰がないといけません。在宅医が入っているケースでは在宅クリニックに連絡し往診してもらいましょう。

Q 胃瘻カテーテルの汚れが目立つが掃除する必要はありますか?

チューブ内に栄養剤や薬剤が付着し放置すると、カビが生えたり変色して悪臭を放つことがあります。使用後、食用酢を10倍に薄めて注入すると綺麗になります。また薬を注入する際に使用する注射器も使い続けていると滑りが悪くなるので定期的に新しいものに交換する必要があります。

Q 胃瘻の周りは清潔にしないといけないの?

胃瘻周囲の皮膚炎、不良肉芽(にくげ)、皮膚潰瘍が生じる事があります。
不良肉芽とは胃瘻の周りに粘膜が赤く盛り上がった状態です。原因としては不潔な状態で放置されている事、カテーテルがきつく固定されている事、カテーテルの劣化などが原因です。特別な処置は必要ありませんが場合によっては軟膏処置や医療処置が必要になる事もあります。皮膚炎は胃瘻部から消化液などの漏れによって生じます。水道水を使用して毎日洗う必要があります。
放置する事で様々なトラブルが発生し、悪化する事で胃瘻が使用できなくなる
場合があるので清潔に保つ事が重要です!

(胃瘻周囲の皮膚炎イメージ)
胃ろう周辺炎

豆知識
胃瘻からの漏れがある場合、皮膚を守るためにティッシュペーパーでこよりを使って胃瘻チューブの根本に巻き付ける方法があります。

Q 胃瘻の栄養はどれくらいの時間をかけるの?

人によって差はあります。目安として200mlを1時間程度です。使用する栄養剤、体格、病状によって異なります。胃瘻増設の入院中に指導されますのでご安心ください。

先月に続いて胃瘻を利用されている、今後使用を考えている方からの代表的な質問をもとに解説しました。その他にも質問、悩みなどあるようでしたら主治医に積極的に相談してみましょう。
この原稿がアップされるときは真夏でしょう。皆さん、夏バテにならないようにしましょう!

 作品発表!

皆さん、こんにちは!
今年の夏も暑いですね~
熱中症対策、忘れないでくださいね。

さて今回は、先日訪問を始めたNさんの作品を発表させていただきます(^_-)-☆
ジオラマ!

都内の街並みをいくつか合わせたオリジナル風景!

 

別のジオラマ。なんと鉄道は高架と地下鉄の2本!
照明も点くし、うまく撮れていませんが階段もちゃんと上階とつながっているんですよ☆彡

 

 

こちらは牧歌的な風景!
牛・山羊・羊がいます。

ひとつひとつ細かくて、制作時間も数か月かかるとのことですが、完成時の喜びも一入ですね!(^^)!

 

私はすっかり感動してお暇しようとしたところ、またまた素敵なものが!!

手作りの世界の塔 紙細工です!

 

不器用な私は、今後も鑑賞専門で(*^_^*)
先生とまたおじゃまいたしますね。

 

 

 【在宅介護での緊急時、困ったときの対応方法】医療情報サービス、”いしゃまち”に掲載されています

医療情報サービス「いしゃまち」に、在宅医療に関して青木ドクターが執筆した記事が掲載されています。ご参考ください。

いしゃまち バナー

【「在宅介護での緊急時、困ったときの対応方法」高齢者の発熱、転倒は要注意】
医療情報サービス「いしゃまち」掲載ページへ 

 

鳳優会の各クリニックも合わせてチェックください。

 医学書「私の治療(日本医事新報社)」に掲載

“在宅医療でよく遭遇する兆候「排尿障害」”
“在宅で求められる治療・管理技術「自己導尿」”

上記テーマで、鳳優会の青木医師が執筆した原稿が医学誌「私の治療(日本医事新報社)」2017-18年度版 ※1
で掲載されていますのでご紹介します。

※1 「1336専門家による 私の治療 2017-18年度版」 
1123疾患を網羅した「超実践型」治療法総覧です。日常処方の参考となるよう、一手目…二手目…など、病状の変化に即した処方変更の手順を明示。
ガイドラインやエビデンスを咀嚼・理解した上で専門家はどんな手を打っているのか。第一線のドクター1336人の日常診療を垣間見ることができます。

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