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 鳳優会グループ第1回総会を開催

2023年4月に、鳳優会グループの従業員が集まり、総会を開催しました。
鳳優会は在宅医療黎明期からスタートし、鳳優会グループの従業員も徐々に増え、組織の規模が大きくなりつつあります。
総会の目的は、鳳優会グループの全職員が鳳優会グループのVisionとそれを達成するための新たな組織体制を認識することです。

鳳優会理事長・藤元先生より挨拶の様子
藤元理事長より、組織のVision
「優れた医療を軸にして、さまざまなチャレンジを!」
荏原ホームケアクリニック川口院長より所信表明の様子
新体制における各組織長から所信表明

鳳優会(ほうゆうかい)総会参加者・全体写真

 

また、グループ連携で課題を解決する委員会制度が発足しました。

鳳優会グループにとって、このような総会は初めての取り組みでしたが、各組織長にとっては身が引き締まる思いがあり、メンバー皆様にとっては各所属長の思いや方針を共有できる場となりました。

総会を終えて、本年の新入職員に感想を聞いてみたところ
「明日からまた頑張ろうと思いました。」と、ありがたい言葉もいただきました。

 

鳳優会グループの理念

  • 患者さんの生活の質・人生の質を高める医療を目指します
  • 患者さんの不安・苦痛を取り除き、安心できるサービスを提供します
  • 患者さんおよびご家族の意思を尊重した医療を提供するとともに、その意思決定に必要な情報を提供します
  • 患者さんへのサービスの質を向上させるため、職員は常に自己研修に励みます
  • 活気のある明るい職場にするため、職員の生活の質を考えた運営を心掛けます

 

 

荏原文化センターにて
鳳優会(ほうゆうかい)休憩の一コマ写真

 

総務人事部

 昭和大学学部連携実習の学生さんが実習に来ました!②

リウマチ・膠原病センターの古屋です。
2023年2月27日-3月10日に昭和大学の学部連携実習が当院で行われました。今回は医学部、薬学部の学生さんが実習にいらっしゃいました!地域医療における多職種連携というテーマのもとで診療の見学をしてもらいました。
今回は途中で昭和大学より副学長の木内先生、医学教育学講座の有馬先生からもご指導をいただきました。お忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました!

今回の実習はこれまでのものとは趣向を少し変えて望んでいただきましたが、2人ともとてもまじめに取り組んでくれました。在宅医療における多職種連携ということで、医師・歯科医師・看護師・薬剤師の役割とその連携、病院の医療との違いについてまとめてもらいました。毎回思いますが、昭和大学の学生さんは優秀ですね。。

荏原ホームケアクリニックでは良質な医療者の輩出を目指し、学生・研修医教育、人材育成にも力を入れています。これからもモチベーションを高く持ち、日々の診療にあたっていきます。

 第7回 Houyukai Link Lectureを開催しました!

2023年2月16日に「第7回 Houyukai Link Lecture」を開催しました。
今回は消化器センター 清水健治先生に担当していただきました!

今回のテーマは。。
「みんなが気になる! 肝臓の話」

前回は消化管を上部・下部に分けてレクチャーしていただきましたが、今回は物言わぬ臓器肝臓!

消化器センター 清水健治先生

消化器センター 清水健治先生

第7回リンクレクチャーの様子

今回の要点
今回は、「みんなが気になる!肝臓の話」ということで肝臓の役割から、みんなが気になるアルコール性肝障害、脂肪肝の話までしていただきました!普段診療している中で肝障害に遭遇する事はとても多いので、非常に勉強になりました。

  • 肝臓のはたしている役割の話
  • 主な肝臓の病気として、ウイルス性肝炎、アルコール性肝障害、脂肪肝などがある。
  • アルコール性肝障害を進展させないためには、アルコール摂取量を1日20g程度までに留めておくことが重要。
  • 脂肪肝を進展させないためには、週3回の運動習慣や、地中海食・和食などの食事を摂る事が有効。

荏原ホームケアクリニックでは各センター間や医師・アシスタント間の垣根を越えて、ともに成長し、良質な医療者を輩出するための取り組みをしています。その一つの取り組みとしてのHouyukai Link Lectureも2ヶ月に1回定期的に開催していく予定です。まだまだ新型コロナウイルスの流行は終息の兆しが見られませんが、学びを止めることなく日々研鑽を積んでいきたいと思います。

今後もスタッフ一同高いモチベーションを持ち頑張っていきます!

 昭和大学学部連携実習の学生さんが実習に来ました

リウマチ・膠原病センターの古屋です。
2023年1月30-2月10日に昭和大学の学部連携実習が当院で行われました。今回医学部、看護学部、保健医療学部の3学部の学生さんが実習にいらっしゃいましたが、「大学病院と在宅医療の違いを学ぶ」をテーマに2週間とても熱心に参加していただきました。

最終日は実習で勉強できたことを発表していただきました。在宅医療における多職種連携の重要性、大学病院との違い、それぞれの職種のプロフェッショナリズムなど、とてもきれいにスライドにまとめてくれました。今回の経験を生かして、在宅の事を意識した医療者になってくれることを願っています。2週間おつかれまでした!

荏原ホームケアクリニックでは良質な医療者の輩出を目指し、学生・研修医教育、人材育成にも力を入れています。これからもモチベーションを高く持ち、日々の診療にあたっていきます。

 第6回 Houyukai Link Lectureを開催しました!

2022年11月24日に「第6回 Houyukai Link Lecture」を開催しました。
今回はリウマチ・膠原病センター 古屋が担当させていただきました!

今回のテーマは。。
「関節リウマチことはじめ 炎からひもとく関節炎」

前回リウマチ・膠原病センターから関節の正常機能と関節穿刺のお話しをさせていただきましたが、今回は私の専門でもある関節リウマチがテーマです。

古屋先生・リンクレクチャー風景

リンクレクチャー風景

今回の要点
今回は、炎症の観点から関節炎の病態をひもとく!をテーマにお話しさせていただきました。炎症とは何か?関節炎とは何か?関節炎が起きることで何が困るのか?スタッフみんなで考えてみました。最後に関節エコーのハンズオンも行い、川口院長の膝もしっかり拝見させていただきました!

  • 炎症は①発赤②腫脹③発熱④疼痛⑤機能障害の5兆候で考える。
  • 炎症は機能障害を意識すると病態が理解しやすい。
  • 関節炎は関節の機能障害である。すなわち可動域制限である。
  • 高齢の関節リウマチの診療では加齢性変化も考慮する。
  • 診察で分かりにくい関節の腫脹には関節エコーが有用。

荏原ホームケアクリニックでは各センター間や医師・アシスタント間の垣根を越えて、ともに成長し、良質な医療者を輩出するための取り組みをしています。その一つの取り組みとしてのHouyukai Link Lectureも2ヶ月に1回定期的に開催していく予定です。まだまだ新型コロナウイルスの流行は終息の兆しが見られませんが、学びを止めることなく日々研鑽を積んでいきたいと思います。

今後もスタッフ一同高いモチベーションを持ち頑張っていきます!

 電子聴診器を導入しました!

リウマチ・膠原病センターの古屋です。

この10月から株式会社ミトリカさんの電子聴診器「JPES-01」を導入しました。
このJPES-01は心音だけでなく、呼吸音、腸音など様々な音を録音でき、さらに心音図なども作成できるすぐれものです!

電子聴診器
電子聴診器

かねてより患者さんの身体所見を正確に評価し、異常の早期発見につながるツールを探していましたが、今回その一つとして電子聴診器を導入しました。


基本の身体診察はもちろんの事、それを補強するための様々なツールを駆使し「令和の訪問診療医」を目指していきます!

 第5回 Houyukai Link Lectureを開催しました!

2022年9月22日に「第5回 Houyukai Link Lecture」を開催しました。
今回は鳳優会感染対策委員長 添田聖子先生にお願いしました!

今回のテーマは。。
「COPDの在宅診療」

コロナの第7波のため、延期になっていた第5回 Houyukai Link Lectureが開催されました。今回は呼吸器センターの添田先生にお話しをしていただきました。
COPDの在宅医療と題して、吸入薬の種類や使い方、実際の練習用キットを用いた吸入体験など行いました。在宅酸素の知識も含めとても勉強になりました。

リンクレクチャー・風景

大中ドクター

リンクレクチャー・受講者

今回の要点
今回は、医師、看護師、栄養士、アシスタントのみなさんにお話をしました。
当院では、アシスタントの中に栄養士がおり、呼吸器ケアリハ学会に入会して呼吸器指導士を目指して頑張っています!これからも、スタッフの皆さんが呼吸器のスキルを磨いていけるように一緒に勉強していきたいと思います。

  • COPDは主に喫煙が原因で肺がこわれてしまう病気です
  • COPDの治療では、吸入薬の分類と使い分けが大切です
    定期吸入薬; LAMA, LABA, ICSの意味と合剤について
  • HOT, NPPVの導入基準、設定の方法について
    呼吸不全を考えるときは、
    ①酸素化が悪いのか、②二酸化炭素がたまっているのかを分けて考えることが大切
  • 禁煙外来;ニコチン依存症について失楽園仮説を学び、皆で考えてみました
  • 栄養療法;高エネルギー食と高脂質食を指導します
  • 緩和ケア;非癌患者へのモルヒネ投与について
    患者さんとご家族と一緒にどこで、どのように最期を迎えたいかを一緒に考えていくことが大切です

荏原ホームケアクリニックでは各センター間や医師・アシスタント間の垣根を越えて、ともに成長し、良質な医療者を輩出するための取り組みをしています。その一つの取り組みとしてのHouyukai Link Lectureも2ヶ月に1回定期的に開催していく予定です。まだまだ新型コロナウイルスの流行は終息の兆しが見られませんが、学びを止めることなく日々研鑽を積んでいきたいと思います。

今後もスタッフ一同高いモチベーションを持ち頑張っていきます!

 古屋先生(リウマチ・膠原病内科)同行アシスタントの1日

エコー検査の様子。
痛みはあるものの大きな問題が起きているわけではなく安心しました。
「熱い中ありがとうございます」と冷たい飲み物を用意していてくださる優しい患者様とご家族様です。
※写真撮影も快く了承してくださりました。
古屋先生・診察風景

「暑い中、訪問してくれてありがとう」といただいた飲み物たちです。
たくさんいただいたので、残りは別の日にいただきます。

患者さんよりお茶のいただきもの

この日はとても暑かったのと、
古屋先生が全身筋肉痛で階段や坂をのぼるのも一苦労でしたが、
患者様の優しさで1日を乗り切ることができました。
ありがとうございました。

最短の梅雨期間が明けた6月27日(月)より