ホーム > 川口先生の在宅医療勉強部屋
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第36夜 がん終末期や他の疾患終末期の気道分泌に伴う呼吸困難について
川口です。 むし暑い季節になってきました。 今回はがん終末期や他の疾患終末期の気道分泌に伴う呼吸困難についてです。 お亡くなりになる数日~数時間前に喉の付近でゴロゴロと音がすることがあります。死前喘鳴(Death rattle)と呼ば... 続きを読む
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第35夜 腹膜播種(ふくまくはしゅ)について
川口です。 今回は腹膜播種(ふくまくはしゅ)についてです。 お腹は腹膜と呼ばれる幕が袋状になっていて、その中に胃、小腸、大腸、肝臓、胆のう、膵臓、脾臓などの臓器が入っています。袋の中にある臓器を腹腔内臓器と呼びます。 がんが臓器の... 続きを読む
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第34夜 がん性腹水の緩和について
川口です。 12月です。クリスマスが近づいてきました。 皆さん忙しい時期ですね! 今回はがん性腹水の緩和についてです。 お腹の中には通常少量の腹水があります。約20~50ml程度の量です。腹膜で産生、吸収され一定量に調整されています... 続きを読む
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第33夜 がんの皮膚転移について
川口です。 秋めいてきました。 最近は椅子の上に両足をのせて腕立て伏せをしてパンプアップに励んでいます。 今回はがんの皮膚転移にどのような軟膏で対応したかを取り上げます。 ☆がんの皮膚転移は5~10%の頻度でみられると言われています。 ... 続きを読む
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第32夜 ヒドロモルフォン(強オピオイド)について
川口です。 夏と言えば筋トレですね! 薄着になり訪問診療の際に御家族から「先生、体を鍛えているんですね」と言われてテンションが上がる今日この頃です。 今回はヒドロモルフォンという強オピオイドについてです。 徐放性製剤のナルサス 即放性... 続きを読む
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第31夜 骨転移の症例
川口です。 過ごしやすい季節ですね。平成が終わり令和になりました。大型連休を皆さまどのように過ごされましたか? 前回は骨転移について説明しました。今回は実際の症例です。 .box6{padding: 0.5em 1em;margin: ... 続きを読む
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第30夜 癌の骨転移について
川口です。 桜が満開になっています!私は毎朝、出勤前に腕立て伏せ、腹筋、背筋をしています。筋トレをしてから出勤すると不思議と日々の疲れをあまり感じないような気がします。 今回は癌の骨転移についてです。転移性骨腫瘍と呼ばれています。骨転移は進... 続きを読む
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第29夜 緩和医療について〜オピオイドについて⑤〜
川口です。 寒い日が続きますね。往診車から降りて患者さん宅まで歩く時の防寒対策でヒートテックが手放せないですね。 今回はメサドン(商品名はメサペイン)というオピオイドについてです。 現在、実際にメサペインを使用していますが他の強オピオイドと... 続きを読む
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第28夜 緩和医療について〜オピオイドについて④〜
川口です。 もう12月です。気温も下がり鍋料理が美味しい季節です。 今回はオピオイドを使用していても苦痛緩和困難だった症例を取り上げます。 .box6 { padding: 0.5em 1em; margi... 続きを読む
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第27夜 緩和医療について〜オピオイドについて③〜
川口です。 もうすぐハロウィンですね。 我が家では子供の仮装用の衣装を皆で作っています。 今回はオピオイド持続点滴を導入した別の症例を説明します。 .box6 { padding: 0.5em 1em; ... 続きを読む