第11回 Houyukai Link Lectureを開催しました!

第11回 Houyukai Link Lectureを開催しました!

2024年3月28日に「第11回 Houyukai Link Lecture」を開催しました。
今回はリウマチ・膠原病センターの古屋が担当させていただきました!

今回のテーマは。。
「膠原病のとらえ方~つかみどころのない病気をつかもうとする話~」
自己免疫疾患とは何か?免疫のシステムの変調と膠原病疾患の考え方、膠原病内科医の頭の中はどうなっているのか?など膠原病の総論をお話しさせていただきました。

リンクレクチャー⑪ポスター

リンクレクチャー

リンクレクチャーの様子

今回の要点
今回、膠原病の総論について免疫システムの変調から膠原病の分化、膠原病内科医の施行過程・頭の中はどうなっているのかまでお話しをさせて頂きました。

  • 膠原病は膠原繊維(コラーゲン)が変性する疾患というのが由来だが、膠原繊維に異常がない疾患もあるためCollagen diseaseとは言わない。Connective tissue diseaseである。
  • 自己免疫とは正の選択、負の選択の異常から引き起こされる。
  • 膠原病疾患は分化するものであり、木にたとえられる。膠原病は原因が不明であり分からない事が当たり前。不確実性を心地よく感じよう。

荏原ホームケアクリニックでは各センター間や医師・アシスタント間の垣根を越えて、ともに成長し、良質な医療者を輩出するための取り組みをしています。その一つの取り組みとしてのHouyukai Link Lectureも3ヶ月に1回定期的に開催していく予定です。これからも学びを止めることなく日々研鑽を積んでいきたいと思います。

今後もスタッフ一同高いモチベーションを持ち頑張っていきます!