サルサの話②

今回はサルサの種類について書きたいと思います。

サルサという音楽は、ソンやマンボといったラテン音楽をベースにしていますが、そこにジャズやロック、Hip-Hopその他様々な音楽を取り込んで進化しており、楽器メインのビッグバンドから、こぶしを効かせた演歌っぽいものまで様々です。

(余談ですが、カラオケで〇〇(サルサバージョン)となっているものをリクエストしたら全然サルサじゃなかったということが良くあります。サルサというには一定のお約束がありますが、ここでは割愛します。)

次にダンスとしてのサルサですが、こちらも様々です。一定のお約束があるのは音楽と同様ですが、それさえ守ればかなり自由です。主なスタイルをあげてみたいと思います。

スタイル
ニューヨークで有名な社交ダンスの先生が様式化したものがベースになっています。エレガントなサルサという印象です。
キューバンスタイル
日常に音楽やダンスが溶け込んでいるキューバで発展しただけあって、全身がリズム感で力強さを感じます。
LA(ロサンジェルス)スタイル
ストリートダンスなど若者のダンススタイルが積極的に取り入れられ、アクロバティックな動きも多く、見ていても楽しいです。

他にも、プエルトリコスタイルやコロンビアスタイルなどもありますが、お互いに影響しあい混ざり合っているので、あまり細かいことは言わず、聞いて踊って楽しみましょう!

時には自分とスタイルの違う相手と踊るかもしれません。そうした時は、自分のスタイルを押し付けるのではなく、相手のスタイルを受け入れ、どうやったら相手に楽しいと思ってもらえるかを一生懸命に考え、伝える努力をしていきましょう。
ペアダンスにおいては、うまい下手以前にハートが何よりも大事です。

For You(あなたのために)という気持ちを大事にすること。

鳳優会の名前の由来でもあるこの言葉をもって、サルサの話②を終わりたいと思います。